「お墓参りをするといいことした気分になる」と、Mちゃん。
「お墓参りをするとスッキリする」と、わたし。
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線香を持ち、花を買い、ケーキまで携えて、クリスマスに友達と墓参りに行ってきた。へんてこだけどとても楽しくて、すごくいい日だった。
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Mちゃんと知り合ったのは、昨年度担当していたトークイベントの現場。
それからしばらくしてご飯を一回食べて意気投合して墓参りの約束をして、秋口に一度またご飯を食べて、そして本日クリスマスに墓地へ。
よくわからない流れだけど、二人とも千葉に親族の関わりがあって、親族のものごとを何かしら引き受けることになって、そしてお墓が近いことがわかったので、ドライブがてらお互いのお墓を巡ることになったのだ。
道中で家族や家の話をたくさんして、お参りするときも一緒に手を合わせた。
祖父母の墓のことはときどき気になっていたので、わたし自身はスッキリした日。
驚いたのは、「お墓参りの所作が慣れていて自然で綺麗でいいね」と言われたこと。そんなこと、意識したこともなかった。
でも言われてみれば、父方も母方も、墓参りをしっかりする家族で、身に染みているのかもしれない。あとお仏壇のある家に上がるときは、できるだけお線香をあげさせてもらうのも習慣になってる。
Mちゃんは褒めてくれたけど、嬉しい反面、ちょっと恥ずかしくて、ちょっと複雑な気持ちだった。
古風な家族のあり方や地縁血縁が苦手だと、今まで散々言っておきながら、結構わたしの家族観の根幹は古風なのかもなぁということに気づいてしまったから。
それを忌み嫌うことはないとは思うけど、年末年始の家族問題が気になって仕方ないのもそのせいなんだろうなと思い至る。なるほどなぁ。
新たな友達ができて、新たな自分を知る。
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墓巡りの後は、祖父母の家に寄って、ふたりきりのピザパーティをして、たくさんおしゃべりして解散。
また来年もMちゃんを誘おうと思う。
お墓参りは友達と行ってもいいもんだとわかったし、なんだかすごくすっきりしたし、年末年始のことにもやもやし続けるなら、自分なりの行事を作り直せばいいんだなという勇気ももらった。