美容師さんから届いた荷物には、サロン用のシャンプーと二種類のコンディショナーが入っていた。LINEで使い方も送られてきた。
おかげさまで、チリチリパーマはクルクルパーマぐらいまでに弱まってきたし、別の美容師さんの修正カットでおさまりはよくなってきたところ。
ありがたく救援物資を使わせてもらおうと思う。
半額返金をみずから申し出てしてくれた上に、ケア用品まで送ってくれるとは……よほど心配させてしまったんだなと胸が痛む。
いや、困ったパーマになったのは確かなことで、胸まで痛めなくていいのか。
こういうときにバウンダリーをちゃんと意識しないと、すぐ自分の責任領域を広げてしまうのだと思い直す。
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今年の年末はバウンダリーとか境界線とかそんなことばかり考えている。
一昨日の集まりのことではずっともやもやしている。六年間続いた伴走関係を一旦終了するような話し合いと打ち上げだったのだけれど、結局のところ、総括とか謝罪とか謝辞とかをぜんぶマネージャー役であり伴侶でもある女性が進めていた。
ちゃんと場を設けてくれたことも、ことばを彼女が尽くしてくれたことも嬉しかったけど、当事者ではなく、サポートに回る妻がそれをしていることに言いようのない気持ちになる。
当事者の彼らは彼らなりの「今回は終わるけど仲良くしてこう」みたいなメッセージを込めていたその場にいたのだろう。
でも、二晩明けても違和感が拭えない。いや、おかしいだろう……。
なぁなぁにして終わるような時間と問題じゃなかったと私は思う。
流してもよかったけど、結局、私自身が思っていることを随分長文で送ってしまった。
やりすぎたかなとまたハラハラしている。でもこれもまた境界線の引き直し作業の一つだったのかもしれない。
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今日は夫もまた、私の夫としてではなく、十代の少年の父として出かけている。
それも落ち着かないけど、彼は彼の責任を果たす日なのだと思って送り出した。