2022年 8月4日(木)

高松SF

汗だくになりながらオンライン会議をした。高松駅のフリースペースで。

そのあとIさん達と合流し、駅の立ち食い寿司でお昼を食べ、十二時発の船に乗り込んで女木島へ。

瀬戸内海は久しぶり。直島に行った学生時代のこと、瀬戸内の仕事をしていた二十代のこと、心もとなかった豊島ひとり旅のことなど思い出す。

ひとり旅が苦手だと気づいた後に、家庭を出てひとり暮らしをはじめたのだった。不思議な決断だったなぁと思う。






着いた先には小ぶりの海水浴場があって、家族連れが賑やかに過ごしている。

こんなところに会場があったんだと思いながら、芸術祭に合わせてIさん達が設置した作品を見せてもらった。

今回は、夏会期オープン前の作品調整についてきて、何かネタがあれば広報記事にしようと思っていたけれど、微調整や事務局とのやりとりがメインのようなので大人しく端に座って内職することに。

作品に合わせてつくられたモチーフとブローチ金具をひとつずつ接着していく。オリジナルグッズの組み立て。地味な作業は楽しい。

そのまま広報用の写真を撮ったり、動画を投稿したり、合間で別仕事の打ち合わせをしたりして島を去る。設営中の他作品をちらりと見てわたしの瀬戸芸はひとまず終わり。

夏は体力を奪うので、無理しないが吉。






夜、高松の商店街を歩く。

迷路のようにどこまでもアーケードが伸びている。ハイブランドから風俗店まですべてアーケードに抱かれるまち。

オゾン層破壊が進んだ世界のSFみたい。

男女別に部屋をとってもらったので、一人部屋を満喫してよく眠る。ここでも無理しては飲まない。

みんなでいると楽しくて、ひとりでいると落ち着く。相変わらず。

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