今日一番のうっかりは、千葉まできてくれた仕事仲間のJさんと大事な会議をし忘れそうになったこと。
忘れてたのはわたしだけだったんだけど、なぜか彼女が千葉観光をしにきたのだと思いこんで途中までツアーをしてしまった。
喫茶店で名物を食べ、美術館で展示を見て、我が家にたどりついたところで「違う! 今日は本の構成会議だ」と気づいて慌てて資料を出力。
ひとがよいJさんは優しく見守ってくれていたけど、放っておいたらそのまま家でお茶して、居酒屋に連れ出すところだった。大丈夫か。
年度末の用事が多すぎて、息抜きが欲しかったのだと思う……ごめんなさい。
でもそれよりもっと凄いうっかりはまめの主治医のY先生で。
わざわざ血液検査の結果を電話してくれたのは嬉しいのだけれど、結果がわかる日付も間違えてたし、検査の目的も忘れていた。
さらに一番大事な「猫エイズウイルスはどうでしたか?」と聞いたらば、「陰性だよ。よかったね!」の後に「あれ、このマークなんだ、陽性って書いてあるぞ」と言い出し、結局また電話がかかってきて陽性とのことでずっこけた。
先生一番うっかりしちゃいかんところです……と思いながらも、高齢の先生がどうやら短期記憶を落としやすいのはわかってきたのと、まめの陽性は簡易検査のときに覚悟してたので、そうかぁと受け止めることにする。
いつ発病するかは運命次第。ならば楽しく伸び伸びと過ごすのみ、だ。
当のまめはJさんにおもちゃをもらったり、構ってもらったりで上機嫌。
仕事中も人間用の椅子に座ってわたしたちに混ざって楽しそうだった。
その調子、その調子。楽しく過ごそう。うっかりするほど忙しいときもね。