ひたすら話を聞く。それだけ。
という、珍しいタイプの仕事がやってきて、朝から準備をして出かけた。
その人のことを知る。想像する。そして大好きになる。好きだと思えるところまで考える。
その上で全部忘れて、判断を挟まずに、語られた言葉を身体で受け止める。耳ではなく、全身で聴くようにする。
少し前に教わったことを思い出しながらその場にいたら、とても楽しい時間だったし、ちゃんと話が聞けた気がした。
こちらがちゃんと聴くとちゃんと話してもらえる。
とても当たり前のことなのに、目的のはっきりした取材とかだとなかなかできてないなぁと反省する。しばらく続くシリーズなので聴く練習をもっと頑張ってみようと思った。
ランチを食べたお店で出てきた茶器が気になり、SNSに投稿したら「絞り出し」とか「宝瓶」と呼ばれるものだと友人達が教えてくれた。いい名前。
茶葉が広がる感じ、簡単に飲める感じが楽しい。お店と同じものをネットで見つけたので買おうかな。
午後からは重めの作業をしに銀座のオフィスへ。一年間の総括資料をつくる。項目を並べている間にいろいろと考えることがあった。
時の経ち方がなんだかランダムというか伸び縮みしてる感じ。