「同窓会」に行ったことがない。
それらしき場に呼ばれて悩んでいる。人に会いたい気もするし、社交的には行ったほうがいい気もするし、でも昔馴染みだけの集団はどうも得意じゃない。
どうしたもんかなと思いながら、打ち合わせで一緒だったIさん達に意見を求めた。
三人揃って「同窓会? そもそも誘われないね」とのこと。
同じだ。わたしも基本的に誘われない側である。いつだってそのとき目の前にある物事に気が向いてしまうから、不義理な奴だと思われてそう。実際は容量が小さいだけなんだけども。
じゃ、いいか。珍しく誘われたので悩んじゃっただけか。と、整理がついたら、妙にすっきりして家でまめとゴロゴロ過ごすことにした。
まめの肉球にあちこち押されながら眠る。気持ち良い。夢の中ではまめが日本語で話しかけてきた。かわいい。仕事しろよ的なこと言ってたけどかわいい。