うまくいかないことが続くが、やれることから巻き返そうと、決算対応や原稿整理を進める。
久しぶりにやってきた有楽町のスペースには人がたくさんいて、作業がやたらとはかどるので、やっぱりわたしは人がいないとダメなんだなとしみじみ思う。
一時大ピンチだった自社のキャッシュフローもあれこれ手を回してなんとかなり、税理士さんにも「一安心ですね」と言われた。
決算や資金関係のことに対応しながら、去年から数えて何十回目かわからない後悔と反省をする。もう絶対やらない、受けないと決めたことを書き出す。口に出す。自分のできる範囲を見定めるのだ。
寝て覚めて全部片付いていたらいいのにと思いながら。
仕事の山場の裏側で、生活についての手続きもいくつか見えてくる。
わたしは自社の代表取締役なので、氏名変更したらそちらの手続きも複雑だ。個人の氏名変更だって大変なのに、法人まで重なって気が重い。離婚したときも本当に腹が立ったことを思い出す。
とはいえ、自分の場合は別姓が選択できたとしても、もとの苗字を維持するかはわからない。
インターネット時代にユニークネームが一つしかないのは（漢字が特徴的なので）気が重い。いざという時のサブアカウントとして新姓を確保しておきたい。あと我が家の大変な土地や墓や家の問題から抜け出したい。
そんな下心があったとしても、やっぱり手続きの量が不均衡なのはおかしいし、結婚と引き換えに（片側に）姓の変更を義務付けされているというのは腹が立つ。選択肢がある中で選びたいのだ。
何事もチョイスがないのは権利がないのと同じ。ということを声を大にして言いたい。
まめは相変わらず、ごはんをえりごのみするけど、警戒していたソファは気に入った様子。溶けるように寝ている。
あと今日はうちの実家のみかんがあちこちに届いたようで、買ってくれた人から連絡が続々届く。ありがたいなぁと思う。
ものをつくって売って、ひとの生きる糧にしてもらえるような仕事に憧れる。農業はすごい仕事だなぁ。