本日最初のオンライン会議から次の会議まで、インターバルが九時間あった。
そのぐらいあると間でいろいろできて嬉しい。今日はめっちゃ働けるな、作業が捗るな、最高だなと思いながら一日を過ごしていて、ふと労働時間がおかしいことに気づく。
働き方改革の波は待てど待てどもやってこず、わたしが砂浜から見つめている海はもしかしたら湖なのかもしれない。そのロケーションを選んでいるのは自分なのでなんとかせねばならない。
一昨年から仕事のストレスを食事にぶつけていたら、信じられないスピードで増量し、記録更新を繰り返している。
はっきり言って、太るところまで太った。あるラインから振り切れて体重を気にしなくなったが、日常生活の思わぬところで躓くことがわかった。
階段を登っただけで酸欠になる、かがむとお腹の肉が邪魔でこけそうになる。体重計に体年齢五十七歳と表示される。上着の二の腕が通らない。衣料品で買える物が減る。去年より寒い冬だというのに去年より厚着の必要がない。というか暑い。
大丈夫か。もはや美容面ではなく健康面で心配が募る。
ということで最近は隙あらば歩くようにし、基本的に家では野菜スープをつくって飲むことにした。ウーバーイーツのアプリは泣く泣く消した。
スープも味が同じだと飽きるので、トマト味→コンソメ味→ミルク味を回していく。それぞれ鍋いっぱいつくっては、ちまちまと食していく。お酒もやめた。
そうこうするうちに一週間で二キロ減って、どんだけ余計なカロリーをとっていたか思い知る。
人間が飽食生活のしっぺ返しを食らっている頃、まめは冬恒例の食べたくないモードに入り、ペットフードを探して歩き回るタスクをわたしに課してくる。
わたしはいいけど、まめには食べていてほしい。食は健康の基本だ。FIV陽性のまめには抵抗力が必要だから、痩せていては困る。
がんばれ、がんばれと食事を見守る。
今日はそんな感じで過ぎていき、意外にも仕事がだいぶ進んだ。