一日中、オンライン会議やら思わぬ電話やらで隙間がなく、夜になってひと息。
デスク下のホットカーペットを覗くと、まめとネギが揃って伸びていたので混ぜてもらう。幸せだ。多幸多幸。
朝一番は、だいぶ年下の後輩から、就活相談を受けていた。彼女は大学四年生。
「大学生が終わっちゃうんです」という一言に胸がきゅうっとなる。コロナ禍での学生生活も就活も大変そうだ。凄いし偉い。
「仕事の上で一番大事にしてることはなんですか?」と聞かれて、あれこれ思い巡らせたのだけれど、「魂を汚さないこと」が結論だった。
文字にすると怪しいし怖い。でもやっぱり魂の防衛なくして、誰かのために何かをするとか、小さくても何事かを成すとかは本質的にはできないと思う。
ずっとその攻防。そこを捨てるとたぶん、とたんに働くことが辛くなるのだ。
十五歳も上のわたしを笑顔で訪ねて、さっと相談できる彼女はきっとどこに行っても大丈夫。どうか幸せになってほしいなと思う。頑張れ、と、念じる。