朝のオンライン会議が終わってふと横を見ると、リクガメのネギが障子を突き破り、頭をつっこんでいた。
障子の向こうのサンルームに出たいという意思表示だ。毎度のことなので、扉をあける。
案の定、のそのそと出ていってしばらく日向ぼっこをしていた。
ネギは冬でもサンルームが温かいことに気づいてえらいし、ちゃんと意思表示ができてすごい。障子の穴は塞がらないけど。
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朝の会議ではしっかり話し合ってちょっと疲れた。でもとても大事な話だった。
自分のなかで当たり前になっている感覚を、そうではない他者と分かち合うのは難しい。「わかりかた」の回路が異なる場合は特に難しい。
でも「わからないんです」とはっきり言ってもらえたことがありがたいし、わたしも「わかってもらえないから」と諦めて発言を控えていたことを謝る機会を得た。それはよいこと。
お互いの背景や大事なものが違うのは、ヒリヒリもハラハラもするけど、チームで仕事をする醍醐味でもある。
「学ぶってしんどいね」「本当にそうですね」と言って解散した。それが言える仲間でよかったと思う。
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昼はMの運転で近所の蕎麦屋へ。
年末年始の話題がでて、Mが関わっている農園の餅つきがあることを知る。
手伝いに行こうかなと思ったけど、本当に手伝いに行きたいのか、「行くべき」と考えて色よい返事をしそうになっているのか、持ち帰って考えることにした。
Mもどちらでもいいよと言ってくれている。
年末年始行事についてはいろいろあって心身のコンディションに関わりがちなので、自分の心地よいラインを大事にしようと思う。
そう思えるようになったので今年は一歩進んでる感じがする。どこにも行かないけど。