年始から乱高下。
何をしてても「できていない」ことが目につき鼻につき、自分自身に及第点がつけられず、やってきたことにもやろうとしていることにも自信が持てない。
そのまま歩く脚もつくる手もどんどん遅くなり、「できてない」が複利のように積み上がる。
生活、時間、健康。たくさんのものを差し出したところで、できるようになるわけでもなく、今日もただただ「できてない」の烙印を自分でお腹に押し続けてる。
周囲を見渡せば、そんなくだらない取引などせず、ちゃんと働いてちゃんと生活している人がたくさんいる。みんなが尊く見えて、水面下でもがくどころが脚を動かすのを止めてるというか、爪先まで痺れて動かしているかどうかもわからない自分がますます醜く、虚飾だらけのように感じる。
何か外側からの大きな力で、強制リセットされないかなと思う。でも背負っているものを考えると、そんな事態すら許されない。
何を「できる」ようになりたいんだろう? いつからこんなに「できない」んだろう? 一体そんな自分を「許せない」のは誰だろう? 本当に「背負ってる」のは何?
調子が悪い。調子悪さの大売り出し状態である。わかっている。
そんなに責めなくてもいいし、もっといい加減でもいいし、たぶんその「できなさ」とか「悲しさ」とかは、身体の不調やホルモンの乱高下とかと関わっていて、「わたし」そのものではない。
あと起きたときにめちゃ元気だったりパワフルな日もある。全部がどうにかなるという謎の予感に満ちているときだって少なくない。
乱高下の最中で、上振れ下振れに苦しんではいけない。間のラインを見ないと。頭ではわかってる。が、ちぐはぐである。
苦手なことを今すぐ全部やめて、一呼吸置きたいなと思う。
そう思う度に怠け者と自分を罵ってしまう。周囲と比べるのをやめようとすると、今度は過去の自分と比べてしまう。できなくて、辛い。恥ずかしい。そのことをひとに知られたくない。
よくない、よくない。
という年始の仕事戻り疲弊の渦中にいる。つらい。