「今日から風炉(ふろ)よ」と先生。
五月、茶道では火の扱いが変わる時期だ。
茶室の真ん中に囲炉裏のように配置される「炉」ではなく、部屋の隅でお湯を沸かす「風炉」に。
春から秋にかけてはお客様と火の距離を遠くして少しでも涼やかに過ごしてもらうそう。菓子を入れる箱にも水滴を振り、清涼感を演出したりする。
お茶をはじめて二年目。
久しぶりの風炉を使ったお点前はいろいろ抜けていて、上達しないものだなぁと思う。今日は久々に先生から基本の点前を見せていただいた。やはりとても綺麗。何が違うかわかるようになったのは、上達かもしれない。
教室仲間のAさんはハワイ帰りで真っ黒に焼けていた。マスクをしないでもいい世界の話が羨ましい。
季節は夏に向かってる。連休は終わった。変わらないようで毎日少しずつ進んでいる。